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ロスカット イメージ図
マージンコールとロスカット
図のように2つの値動きをする外貨があり、それぞれレバレッジ25倍で1万通貨単位を買っていた場合、どちらも必要証拠金は4万円となります。
証拠金維持率が50%以下となった場合にマージンコールがあり、30%以下となった場合にロスカットが執行される取引業者であれば、必要証拠金のみ口座に入っていた場合は為替レートが98円となったときにマージンコールが発生します。
どちらも追加証拠金を預け入れなければ、青いグラフのようにその後もレートが下落していれば97円20銭まで下がったときにロスカットが執行されます。
一方、赤いグラフのようにその後値上がりした場合は、期日までに一定の水準まで回復すればロスカットは行われませんが、水準を満たせなかった場合はやはりロスカットが執行されます。
このようにレートが下落し続けたときはもちろん、たとえレートが上昇に転じたとしてもマージンコールが来た際に追加証拠金を預け入れなければロスカットが執行される恐れはあります。
ただし、最近は証拠金維持率が100%を下回った際にはすぐにロスカットが執行されるコースを用意した取引業者も増えています。そのため、取引を始める際は余裕を持った証拠金を預け入れておくことをお勧めします。
両建て
同じ通貨ペアで売りポジションと買いポジションの両方を同数持つことを両建てといいます。これはあまり意味がないように思えますが、現在の為替レートにおいて決済してしまったほうがいいのかまだ待ったほうがいいのか迷っているときに一時的な避難として行われます。両方持っていれば相場から受ける影響はなくなるためです。
しかし、当然ながら手数料は2倍かかりますしスワップ金利も相殺されてしまうため、結局は両建てせずに決済してしまったほうが損失が少なくなる場合がほとんどです。
両建ては外すタイミングが難しく、取引業者によっては必要証拠金もそれぞれに必要となります。よほどのことがない限りは行わないほうがいいようです。