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FX マージンコール
マージンコール
FXの取引では、レバレッジをかけることで証拠金の何倍もの金額での取引が可能となります。
レバレッジを10倍でかければ証拠金の10倍の金額での取引ができますから、利益が出た場合は10倍となりますが損失も10倍となります。
その損失が証拠金を上回りそうになった時はロスカットとして強制決済されますが、その前の段階で証拠金の追加預け入れを求めることをマージンコールといいます。
マージンコールをかけるタイミングは取引会社によって様々ですが、損失が証拠金のおおよそ50%から70%を上回ったころに掛かる場合が多いようです。
マージンコールは必ず応じなければならないわけではなく、投資家の判断に任されます。
しかしマージンコールはいわばロスカットの前触れともいえるため、決められた期日までに証拠金維持率を上げなければロスカットとなってしまうため注意が必要です。
また、一部を決済することで全体の取引金額を下げ、追加の証拠金を入れずに証拠金維持率を上げるという方法でもロスカットを回避できます。
証拠金維持率
FXは、正式には「外国為替証拠金取引」といいます。
取引会社に証拠金を預け入れ、その証拠金を元に外国通貨の売買を行います。
実際に取引している金額に対して、証拠金の残高がいくら残っているかの割合を証拠金維持率といいます。
実際に決済するまでは利益も損失も確定しませんが、為替レートに基づき現段階で決済したときに生じる利益、損失をまとめて評価損益といい、証拠金維持率はその評価損益を含めて計算されます。
例えば証拠金10万円を預け、レバレッジ10倍で1ドル100円の為替レートで1万ドルを買ったとき、1ドルが98円になれば評価損益で2万円の損となり、証拠金残高も2万円減り8万円となりますから証拠金維持率は8万÷10万=80%と計算されます。
1ドルが102円となっていれば評価損益で2万円の利益となるため、証拠金残高は2万円増えて12万円、証拠金維持率は12万÷10万=120%となります。
この証拠金維持率を元としてマージンコールやロスカットが行われます。