FXの落とし穴となる、ハイリスク・ハイリターンのデメリットとは?

FXは、株式投資などと比べても少額の資金から投資しやすいため、主婦でもできる投資として人気があります。
しかし、FXは本来非常にハイリスク・ハイリターンなものであり、それに気づかず落とし穴にはまってしまう人も後を絶ちません。
FXにおける落とし穴と、投資に成功するためのコツについて考えてみましょう。

FXの仕組み

FXというのは、正式名称を外国為替証拠金取引といいます。
業者に証拠金を預けて、外国の通貨を差金決済によって取引することで、実際にその通貨を売買するのではなく、通貨の売買を発注したときと、その決済を行ったときの外国為替のレート変動による差金だけをやり取りします。

 

FXでは、1万ドルを発注したとしてもその1万ドルが手元に届くわけではありません。
保有しているのは、1万ドルを購入もしくは売却する権利、ということになります。
そして、決済注文によって、その1万ドルを売買する権利を誰かに売り、その時点での差額を受け取る、もしくは支払うこととなるのです。

 

例えば、1ドル90円の時に1万ドルの買い注文を出すことで、1万ドルを買う権利を90万円で得たことになります。
そして、1ドルが95円となった時にその権利を売ることで、誰かが1万ドルを買う権利を95万円で購入したことになるので、その差額となる5万円だけを得ることができます。

 

なぜ権利だけかというと、FXにおいては実際にその1万ドルを購入するだけの資金を使って取引している人はあまりいないからです。
また、実際に購入するとなると、両替手数料なども発生してしまうので、あくまで現物ではなく権利だけの売買となります。

 

また、権利の売買だけといっても、無制限に資金を使えるわけではありません。
使える資金の基準となるのは、預けた証拠金とレバレッジです。
このレバレッジが、FXのリスクとリターンが大きくなっている理由でもあります。

 

レバレッジというのは、証拠金に対して何倍の金額を取引できるようにするか、ということを示したものです。
例えば、証拠金として50万円入金していた時に、15倍のレバレッジで取引するのであれば、合計で750万円分の取引が可能ということになるのです。

 

レバレッジには規制があるので、国内のFX会社であれば最大でも25倍のレバレッジまでしかかけられないことになっています。
しかし、それだけの倍率であれば、4万円の証拠金があれば100万円分の取引ができるということになるので、FXは誰でもできると思われてしまうのです。

 

実際に、軽い気持ちでFXを始めたことで、大変な目に合う人もいます。
そんなFXの落とし穴について、紹介していきます。

 

FXの落とし穴とは

FXでは、投資資金が少なくても大丈夫なように、レバレッジがありますが、その取引の結果は、そのまま投資資金に影響するということを忘れないようにしましょう。
どういうことかといえば、本来の資金以上の金額で取引をしている以上、それだけの倍率で利益も損失も生じるということです。

 

現在20万円持っている人が、その全額をドルに両替したとします。
その時は100円だったドルが、しばらくしたら105円になっていました。
そこで再び交換すると、21万円になって戻ってきます。

 

これが反対に95円となった場合は、手元に戻るのが19万円となるので、5円変わると1万円の利益か損失になるということがわかります。
実際には両替手数料がかかりますが、その点は考えないでください。

 

では、この20万円をFXで25倍のレバレッジをかけて、投資した時のことを考えてみましょう。
25倍ですから、500万円分の取引が可能となるので、1ドル100円なら合計で5万ドルを買うことができます。

 

先ほどのように、1ドル105円となった場合、5万ドルは525万円で売ることができるので、25万円の利益を得ることができます。
一気に資金が倍以上となるため、大儲けといえるでしょう。

 

しかし、もし95円となってしまった場合は、どうなるでしょうか?
その場合は、5万ドルが475万円にしかならないため、差金となる25万円を支払う必要があります。
20万円しか持っていなかったので、5万円の借金を負うことになるのです。

 

この場合は5万円の借金で済みますが、もっと資金が大きければ、もっとレバレッジが高ければ、もっとレートの動きが大きければ、さらに大きな借金を負うこととなります。

 

FXでは、それを防ぐためのシステムとして、ロスカットという一定の損失が生じた際は自動的に決済するという仕組みがあるのですが、このロスカットも絶対ではありません。
土日でFX会社が休みの間や、決済が間に合わないほどのスピードで大きくレートが動いたとき、システムに不具合が生じた時などは、ロスカットが間に合わずに負債を負うことがあります。

 

FXはハイリスク・ハイリターンといわれている理由がなんとなくわかっていただけたでしょうか。
こうしたFXの落とし穴を回避するためのコツがあるので、そのコツについて紹介しましょう。

 

FXの落とし穴を回避するコツ

FXの落とし穴を回避するには、まず損切りを徹底することです。
特に初心者に多いのですが、損をしてしまった場合でも、もう少し待てば今度は上がってくるはずだ、と考えてしまい、どんどんと損失が大きくなって最終的にはロスカットされてしまう、ということがあります。

 

損失は、確定しなければ含み損のままですが、その分いくらでも拡大してしまいます。
最初にまずルールを決めて、それを超えた場合は諦めて損切りをして損失を確定し、また新しいポジションを建て直しましょう。

 

スワップポイント狙いも、よくある落とし穴です。
スワップポイントは、保有しているだけで受け取ることができるため、お得なように思えます。

 

しかし、スワップポイントが高い通貨というのは、そのほとんどが不安定な新興国の通貨です。
値動きが大きく、情勢にも不安があるので、保有していることがリスクとなりえます。

 

レバレッジを高くしすぎるというのも、初心者が陥りやすい落とし穴です。
レバレッジを高くすれば、利益も大きくなりますがその分損失も大きくなります。
投資についてまだ慣れていないうちは、利益を求めるよりも損失を抑えるようにしなければ、あっという間に資金が尽きてしまいます。

 

レバレッジは、たとえ低くても利益を出すことができるので、焦ることはありません。
まずは低いレバレッジで取引をしていき、安定して利益が出るようになったら徐々に高いレバレッジにしていきましょう。

 

FXでは、チャートを分析するテクニカル分析については、わかりやすいものも多く利用する人も多いのですが、わかりにくいファンダメンタル分析については、ないがしろにしている人が少なくありません。
しかし、このファンダメンタル分析も、非常に重要なのです。

 

レートの動きを知るためのテクニカル分析に対して、ファンダメンタル分析はその動きの理由について分析するものです。
つまり、ファンダメンタル分析をきちんとやれば、将来的なチャートの動きが予測できるのです。
FXに勝つためには、ファンダメンタル分析をしっかりと行いましょう。

 

FXの落とし穴を回避するためには、こうした点を守っていきましょう。

 

まとめ

FXは、一見すると株よりも手軽にできる投資のように思えます。
しかし、実際にはハイリスク・ハイリターンな投資であり、落とし穴もあるため初心者は失敗することが多いのです。
FXで成功するためには、まずそのリスクについてしっかりと学び、落とし穴を回避するにはどうしたらいいのかを覚えておきましょう。
リターンにばかり目を向けずに、リスクについても把握するように気を付けましょう。

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