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pipsとは 評価の基準は金額ではない
FX初心者の方は「pips」表記と言われても、なんだか紛らわしいと感じるかもしれません。
「単純に“円”の方が分かりやすいのに。」
「なんでわざわざそんな面倒くさいことする必要があるの?」
そう思った方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、FXの損益に対してpips表記を使う理由について解説していきたいと思います。
pipsとは「Percentage in points」の略称です。「pip(ピップ)」をそのまま英語の意味で調べてしまい、「pip = サイコロなどの目」などと解釈している方もいますが、それは間違いです。
さて、pipsの正しい意味を理解していただいたところで、本題にはいりましょう。
為替差益(差損)を表すときになぜpips表記されているのかというと、「円」で表現してしまうとかえって誤解を招く事が多くなってしまうからです。簡単に言うと、運用資金の違いから単純に利益だけを見て判断するのは危ないからです。
例えば、よく商材などではそのパフォーマンスが分かり易いように、「pips」や「利益率」と言った方法で紹介しています。特に、商材は買い手の投資資金が一定では無いため、ばらつきが目立ちます
そのため、“投資資金が1000万円の人”と“10万円の人”では投資により利益も損失も違ってきます。それを「円」で表記してしまうと「100万円の利益」と言っても「10万円で100万円の利益」なのか「1000万円で100万円の利益」なのか、読む人によって意味はだいぶ違ってきませんか?
そういった誤解を生じさせないためにも、ほとんどの業者がpips表記を使っているのです。
要するにpipsは、評価の基準が単純な“金額”ではないということです。
最後に、FX商材を扱う業者の中にはpipsを過剰最適化(カーブフィッティング)により水増ししている悪徳なものもあります。購入の際には注意してきちんと見るようにしましょう。