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スワップ金利とは
スワップ=交換
スワップ金利とは、固定金利と変動金利を変えたレート、もしくはその逆のことを意味します。
例えば事業者が固定金利でA銀行からお金を借り入れた場合、将来の金利変動に影響されることはなく、一定した金利の支払い=固定された金利での利払いができます。
固定金利でお金を借り入れた後、変動金利が徐々に下がっていくと、この先も下がり続けるだろうと予測します。
そこで、固定金利での利払いよりも変動金利での利払いを行った方が安く済むのでは、と考えます。
そこで B銀行に固定金利と変動金利を交換する取引を行うことを、「金利スワップ取引」と言います。
金利スワップ取引を行ったことで、B銀行に変動金利の利息分を支払います。B銀行はA銀行に対して、固定金利の利息分を支払います。
このように、固定金利を変動金利へ「スワップ=交換」すること、逆に、変動金利を固定金利へとスワップすることを「スワップ金利」というのです。
スワップ金利のメリットは
それでは、スワップ金利のメリットをご説明します。
お金を借りている事業者側と、変動金利・固定金利を変更する銀行側。
どちらにもメリットがある取引です。
事業者はA銀行から固定金利でお金を借り入れ、変動金利が下がっていく状況で、変動金利での利払いの方が得だと考えます。
そして、B銀行を通じて固定金利から変動金利へと変更します。
事業者は変動金利が落ちることで、固定金利で支払う予定だった利払いよりも、少ない利払いで済むのです。
B銀行はスワップ金利取引の際、事業者から手数料を受け取ることで、取引のリスクに対して、担保を受け取っているため、一般的な取引よりも小さい取引を行うことができるのです。
スワップ金利のデメリットとしては、変動金利が上昇した際、固定金利での利払い以上に変動金利での利払いを行わなければならないことです。
また、B銀行については手数料を得ることで優位な取引を行っていますが、万が一事業者が倒産した場合は強制的に取引終了になってしまうというリスクがあるのです。